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合唱好き高専生、しもえもんのブログ。思った事を思ったままに。

銅銅の銀

「もう銅は見たくないね」

 

7月16日に行われたNコン長野県大会.
審査結果を聞いた自分は,思わずこの言葉を口にした.

 

自分自身もメンバーも満足していたし
今回こそ銅賞を脱出したんじゃないかと思っていたのに.
結果は銅賞だった.

 

コンクールにおいて賞をいただくことは全てではない.
自分たちがやり切れればそれで十分だってのは分かってた.
でもどこかで悔しかった.

 

そんな思いを抱えつつ
8月19日の長野県合唱コンクールに向けて動き出した.

 

今度は自分も歌う側だ.
歌い進める中で,自分が入ったことでバランスが崩れるだとか
メンバーの一体感を乱してしまいそうだとか
そんなことばかり思う日々が続いた.

 

歌詞に思いを馳せることに力を入れて
いよいよコンクールかと思っていたその前日.

 

アクシデントで,一緒に頑張ってきたメンバーの1人が
急病でコンクールに出れなくなってしまった.

 

なかなか衝撃的な出来事だったために
メンバーの精神状態,特に自分の精神状態ががかなり酷くなってしまった.

 

どうしたらいいか何もかも分からなくなって
コンクールに出ることを諦めたほうが良いのかもしれないとも思った.

 

そんなときに

変えられるものは変える
変えられないものは受け入れる
変えられるものと,変えられないものを見極める

という元担任の先生の言葉を思い出した.

 

自分の考えの甘さに気づかされた.

 

今すべきことは,この事実を受け止めて,
残されたメンバーでコンクールに向けてどうしていくかということなんだと.

 

その決意を胸に,迎えたコンクール本番.
9人全員で,精一杯歌い切ることができました.
いつもよりのびのびと歌えた気がして,それだけで十分でした.

 

そして表彰式.

 

銀賞.
耳を疑った.
間違いだと思った.
読み上げを間違えてて,賞状には銅賞って書いてあるんでしょって思った.
でも賞状には銀賞って書いてあって,よく分からなかった.

 

嬉しいはずなのに,驚きが大きすぎて分からなかった.

 

賞状を持って後輩たちのもとに行ったけど
皆もよく分からない顔をしてた.

 

全然実感がなかった.

 

でも,何はともあれ,
国立長野高専合唱同好会史上初の銀賞をいただくことができた.

 

きっとこれは,ステージに登った8人の賞じゃない.
共に活動してきた9人
そして今まで合唱同好会を支えてくださった先輩
指揮・伴奏の先生
顧問の先生方あってこその賞なのだろう.

 

だから真っ先に,顧問の先生,出れなかったメンバー
一緒に同好会を立ち上げた先輩に結果を報告した.

 

喜んでくれた.それがもう本当に嬉しかった.

 

歌声そのもので人を感動させることもあるけど,
こうやって結果を残すことで喜んでくれる人もいるんだなって思った.

 

次は文化祭.
コンクールでいただいた講評を練習に反映させて,
よりよい歌を学校に響かせられるようになりたいと思います.

 

響け この歌声
響け 遠くまでも
あの空の彼方へも
大切な すべてに届け
涙のあとにも 見上げた夜空に
希望が光ってるよ

 


2016年3月14日に同好会が発足してから,888日目の出来事でした.

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全員で集合写真