しもえもんのぶろぐ

しもえもんのブログ。思ったことを思ったままに。合唱好きの高専生。

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#Nコン2017 「君が君に歌う歌」考察③

なぜか「君が君に歌う歌」と検索するとトップに出てくるこのブログ.

なんとなく3回目の更新です.今回はまともなこと書くので読む価値ありですよ~(適当)

 

過去の記事はこちらから!

#Nコン2017 「君が君に歌う歌」考察① - しもえもんのぶろぐ

#Nコン2017 「君が君に歌う歌」考察② - しもえもんのぶろぐ

 

~目次~

歌詞

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昼?夜?

この歌詞をよく見ると,昼間と夜と,二つの時間帯があることに気付きます.

前半,「雲はちぎれて」「足元に舞う桜の花びら」という歌詞を見ると,どうやらここでは,もちろん時間的変化はあるんですが,歌詞に書かれている時間帯は昼間のような感じがしますよね(?)

しかし後半はどうでしょうか,「夜空」が出てきます.

あっという間に夜です.早かった.

この主人公*1,夜に冒険してるんですね.イケメン.

終わりの方でも同様に「全ての星は…」という歌詞が出てくることから,ここでも夜だということが分かるかと思います.

同じ言葉でも環境が違う

ところで,改めて歌詞を見てみると,一部分だけ全く同じ歌詞が使われているところがありますね.

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ここです.オレンジで囲ったところ.サビの部分ですね.

とても大事なこの歌詞,,,,昼と夜で1度ずつ言ってますけど,全く同じだとかそんなことは無いんですよ!

調だって変ロ長調からハ長調に変わっています.(初めて音楽的なことを言った)

まぁ調が変わっているのも一つの変化なんですが,他にも時間的な変化があります.だんだんと主人公は成長していっていますよね.

・・・そして,昼と夜という時間帯が変化しています.

昼のあとには暗い夜が待っていて,夜の後には明るい朝が待っていますよね.

 

もちろん,だんだんと主人公が成長したから

「今 君の未来が 小さく暗く見えていたとしても その想像通りにはならないから 心配しないでほしい」

ということでもあるのだろうと思いますが,暗い夜に向かう中で

「今 君の未来が 小さく暗く見えていたとしても その想像通りにはならないから 心配しないでほしい」

と言うのよりも,明るい朝に向かう中で

「今 君の未来が 小さく暗く見えていたとしても その想像通りにはならないから 心配しないでほしい」

と言ったほうが,「小さく暗く見えていたとしても その想像通りにはならない」という部分がより強調されているように感じます.

 

成長する上での色んな変化,ですかねぇ…

「星」

この曲の歌詞大好きなんですけど,こんなところありますよね.

夜空に浮かぶ 大きく光る星は

近くにいるから そう見えるんだ

消えそうな 小さく 暗い星を

指差してごらん

今 明るく見える星を通り過ぎて

瞬く そこを 目指してごらん

遠くにあるから 暗く見えているけれど

本当は どうなのか 見に行こうよ

どれだけ 美しく 輝いているのか

さぁ

この突然現れる歌詞ね.

「清流と濁流を … 君は大人になってゆく~!」

っていう盛り上がりを越えた先で,突然主人公は空を見始めてしまいました.

この歌詞は全体でどういう役割を果たしているんでしょうか.

僕はこれまで,最後にある「さぁ」という歌詞のための前置きなのかと思っていたんですね.

気持ちが高揚していって,さぁ冒険しに行きますかぁ! みたいな.

 

でも引っかかるところがあります.

「小さい」「暗い」という言葉がこの部分に出てきてますよね.

これどっかで見たことある気がしたんですよ.

ここで歌詞を見直してみます.

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見てみると,青枠で囲ったように,サビの部分に「今君の未来が【小さく 暗く】」と,現れています.

この共通点から,2つを比べてみると,確かに似てると感じませんか…?

 

もっと詳しく見るために,今度は「星」に注目してみます.

要約すると,「今明るく見える星を通り過ぎて,小さく暗い星を目指してごらん,小さく暗い星は遠くにあるから暗く見えているけれど,本当はどれだけ美しく輝いているのか見に行こうよ」

とありますよね.そして赤線&赤矢印を見てください.

後半で,「すべての星は同じようにキラキラ輝いていた」とあります.

つまりこれって「星が 小さく暗く見えていたとしても,明るく見えていたとしても,実は全部同じように輝いているんだよ」という風に読み替えられます.

 

ここでサビの歌詞をさらに振り返ってみます.

「今 君の未来が 小さく暗く見えていたとしても その想像通りにはならないから 心配しないでほしい」

とありますよね.気が付きませんか…?

 

今までのことを踏まえると 「星」という言葉は,「未来」という言葉を指しているんじゃないかと僕は感じます.

 

そしてこれこそが,この歌の最大のポイントだと思います.

これから自分の身に起こる様々なことを未来から現在の自分に言い聞かせて,「その想像通りにはならないから心配しないで欲しい」なんて言ってるわけじゃなかったんです.

 

「未来がどう見えていても,どんな未来であっても,それはすべて同じように輝いている.」

 

この素晴らしいメッセージを込めて、「君が君に歌う歌」としたのではないでしょうか。

*1:主人公がだれなのかは考察①を参照